水平線は、チャート上に直線を引くだけの、極めてシンプルな手法ですが、
使い方を極めれば、これ一つで、十分勝つことができる優位性の高い手法です。
事実、筆者”シオタ”も、”水平線だけ”のトレードで、収益を上げています。
本サイトでは、【水平線】を使った日々のトレード記録や、筆者が実践している”独自の”水平線トレード手法を、全て公開していきます!
はじめに触れておきますが、私が実践する水平線トレードは、全て”スマホだけで完結”します!
『テクニカル分析で、パソコン使わないって無謀じゃない??』
という声が聞こえてきそうですが、水平線は、テクニカルの中でも、特にシンプルな手法なので、スマホだけで十分トレードできます。
“スマホだけ”のトレードにこだわる理由は、筆者自身がサラリーマンの身であり、日中はパソコンを使ったトレードが不可能だからです。。
なので、『水平線トレード』は、日々忙しく働く”会社員”の方にこそ、オススメしたいトレード手法と言えます。
【1章】 なぜ、水平線なのか?
そもそも、なぜ水平線を使ってトレードするのか?
その理由は、主に3点です。
- 『世界で最も使われるテクニカル』
- 『極めてシンプルで初心者も使いやすい』
- 『基本は順張りの王道トレード』
からです。
そして、冒頭でもお伝えしたように、”スマホだけ”でトレード分析しやすいことも、水平線を使う大きな理由です!
そもそも、日中トレードする時間がない会社員が、少しでもトレードを有利に進めるためには、朝の通勤時間や昼休みなど、隙間時間に触れる「スマホ」だけで、分析や取引をする必要があります。
当然、一日中パソコンに張り付けるならそれに越した事はありませんが、サラリーマンでそれができる方は、ほぼいないはずです。。
私も数年前まで、PCメインでトレードしていましたが、仕事後の疲れた体で、夜な夜なトレードしても、つい値頃感でエントリーをしてしまったり、うっかり損切りを忘れてしまい、次の日の暴落していた。。などなど。正直、夜メインのPCトレードには、沢山の落とし穴があります。
そうした経緯から、スマホのみで、分析からトレードを完結することを試行錯誤して、現在の「水平線トレード」に辿り着きました。
これまで遠回りばかりしてきましたが、『やっと、これだ!』と思える手法に巡り合うことができ、今では収益もかなり安定するようになりました。
というわけで、そろそろ本題に入りたいと思います。
まずは、『水平線』を使ったトレードの、本質的なメリットから、解説していきます!
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水平線を使うメリット①:意識される重要レートを一目で把握できる

そもそも「水平線」は、世界で最も多くの為替トレーダーが使用する「テクニカル分析」の一つと言われています。
そのため、「水平線をマスターする事」=「世界中のトレーダーに意識されやすいレートを把握できる」という、非常にシンプルかつ大きな利点があります。
例えば、下の1・2のような水平線のラインを「レジスタンスライン・サポートライン」と言いますが、これらのラインは、値段が上下に反発するポイントを示唆しています。
この「上下の反発ポイント」=「市場に意識されやすい価格」となり、エントリーをしやすいレートになるわけです。
具体的には
上の【1】のライン付近にレートがくれば、下方向への反発を見越し「売り」を出す
下の【2】のライン付近にレートがくれば、上方向への反発を見越し「買い」を出す
という、とてもシンプルな手法です。
なお、チャートを見る時の注意点として、チャートの時間軸が大きければ大きいほど、機能しやすいため、短い時間足(1時間足以下)を判断基準にトレードするのはNGです。
ちなみに私は、基本的に「4時間足」で水平線を引いてトレードを行っています。
このように世界中のトレーダーが意識しているであろう、重要なポイントを見つけるために水平線は有効です。
水平線を使うメリット②:相場の大局把握に欠かせない「ダウ理論」と相性が良い

FXは、相場の流れ、つまり”大局”に沿ってトレードする、「順張」が重要ですが、相場の流れを見る上で重要な法則を、「ダウ理論」と読んでいます。
ダウ理論とは、相場で一度発生したトレンド(相場の流れ)は、そのトレンドが否定されるまで継続する。という考えです。
つまり、相場が上昇方向のトレンドにいる場合、この流れが否定されるまでは、基本的に上方向で利益を得る『買い』で攻めるべき!という考えです。
反対にやってはいけないのが、『これだけ上昇したんだから、そろそろ下がるでしょ!』という、”値頃感”での逆張りです。
逆張りの全て否定するつもりはありませんが、実体験からも、値頃感でのトレードは大きな損失に繋がりやすく、FXで撤退する方の多くは、このパターンに該当します。
事実、筆者もトレードスタイルを『逆張り→順張り』にしただけで、トレード成績は飛躍的に改善しました。
話を戻しますが、筆者の水平線トレードは、『ダウ理論』に基づいた”順張り”をベースに、『水平線』でエントリーのタイミングを判断するというものです。
そのため、”水平線だけ”でチャンスが来ても、逆張り方向のトレードは一切行わず、あくまで『水平線分析+順張りの方向のトレード』が基本となります。
チャールズ・ダウが提唱したこのダウ理論は、なんと、今から100年以上前から存在しますが、相場分析の根底にある、不変の理論として、現在も変わらず世界中で利用されています。
水平線トレードはとてもシンプルな手法ですが、基本的に「ダウ理論」で示す「相場の方向性」に沿ったトレードを行うことで、より効果を発揮します。
つまり、
・相場が下目線であれば → 売りトレードのみ
・相場が上目線であれば → 買いトレードのみ
を行うということです。
例えば、下のような相場の場合、
水平線で反発するポイントがいくつかありますが、
ここでトレードして良いのは次の【1〜4】の内どこでしょうか??
答えは、【3・4番】の地点から、下方向への反発を狙った売りトレードです。
理由は単純に、相場の大局(方向性)が下目線だからです。
反対に【1・2番】のポイントで買いを仕掛けるのは、相場の流れに反した「逆張り」となるため、ここでトレードを行うことはおすすめしません。
為替相場は、株よりも大きなトレンドを形成しやすいと言われているため、順張が基本ですが、この考えに「水平線トレード」プラスすることで、個人的にトレード成果が格段に上がりました。
水平線を使うメリット③:スマホで完結するから、朝の通勤や隙間時間だけでOK!

冒頭での述べましたが、水平線トレードはスマホで完結するため、朝の通勤時間や昼休みなどの「隙間時間」も有効活用できます。
当然ながらテクニカル分析は、画面の大きな「パソコン」でトレードする方が良いですが、会社員の方であれば、四六時中相場に張り付くのはまず不可能でしょう。
操作に慣れれば、朝の通勤時間や昼休みなどでも、5分程度の分析でトレードができるため、サラリーマンの方でも再現性が高い取引が可能です。
▼スマホの縦型で「複数の時間軸(マルチタイムフレーム)でチャート」を見ても、高い視認性が確保されます。
▼横方にすると、相場全体感の流れ(方向感)を確認しながらトレードできます。
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水平線を使う3つの理由をまとめると、
- 世界中のトレーダーに意識されるレートを把握できる
- 相場方向の確認に欠かせない「ダウ理論」と相性が良い
- シンプルなので”スマホだけ”でも十分戦える
となります。
【2章】2種類の「水平線トレード手法」
では、次に具体的な「水平線トレードの手法」について解説していきます。
繰り返しですが、水平線トレードで売買を行う時は、「ダウ理論」をベースにした順張が原則です。
相場の大局(目線)が、上方向の時は、上昇で利益を上げる「買い」のみ。
反対に、下方向の時は、下落で利益を上げる「売り」のみを行います。
具体的には、「ダウ理論を使った相場の目線に沿って(順張)」+「水平線でトレードポイントを狙う」といったイメージです。
①王道の「レジスタンス・サポートライン」の反転狙い

・使いやすさ :
・トレード頻度 :
・利益の最大化 :
一つ目は、王道のレジスタンスライン・サポートラインでの反転トレードです。
具体的には、
【1】レジスタンスライン:上値の抵抗ライン(今後下に下がることを示唆)
【2】サポートライン :下値の抵抗ライン(今後上に上がることを示唆)
引き方は単純で、
・レジスタンスラインは、
→現在レートよりも上の「高値と高値」のラインに水平線を引き、
・サポートラインは、
→現在レートよりも下の「安値と安値」のラインに水平線を引きます
水平線付近にレートが到達した際に、売り買いをすることで、利益を上げるシンプルな手法です。
FXでは、レートの「値上がり・値下がり」どちらでも利益を狙えるため、水平線トレードを活用できるケースは多く存在します。
▼エントリーまでの手順は以下のようなイメージです
①ダウ理論(日足)で相場の目線(上か下か)を確認
↓
②レジサポライン到達から反転(ロウソク足一本分)を確認
↓
③順張方向でエントリー
ポイントは、「厳密に引きすぎない」ということです。
具体的には、ヒゲではなく、実体部分を結ぶことが重要です!
水平線が機能するポイントはかなりアバウトなので、繰り返しですが”実体部分”で引くようにしましょう。
仮に、水平線が思惑通りに機能する場面があった場合でも、瞬間的に水平線を大きく超え「大きなヒゲ(だまし)」を作るケースはよくあるので、この点は抑えておきてください。
②フィボナッチを使った押し目買いの「水平線手法」
・使いやすさ :
・トレード頻度 :
・利益の最大化 :
次に、筆者が活用する水平線は、「フィボナッチリトレースメント」です。
「フィボナッチ」を「水平線」と呼んで良いかはさておき、
「横に一直線」を引くという意味で、便宜上”水平線”と言ってます。
そもそも、フィボナッチとは「黄金比率」と呼ばれる自然法則で、人間が心地よいと感じる数値(比率)を表しており、FX相場にも応用できる考えです。
私が使っているのは、フィボナッチリトレースメントと呼ばれるもので、
「押し目買い」を行う時に使っています。
具体的には、下記のように直近の高値と安値の間にフィボナッチを引いて、
「50%」または「61.8%」での反転を確認(ロウソク足一本分)して、押し目買いを行います。
フィボナッチの利点は、「利食い」と「損切り」位置が明確にできるところですが、上図のような相場では、
「61.8%」を少し割り込んできたところに「損切り」
「0%」の値まで上がってきたところで「利食い」を置いていきます。
リスクリワードも、大体【2(利益):1(損失)】程度になるため、
「損小利大」のトレードに繋がりやすく、上手くハマれば大きく利益を伸ばすことができます。
▼エントリーまでの手順は以下のようなイメージです
①ダウ理論(日足)で相場の目線(上か下か)を確認
↓
②フィボナッチで50%または61.8%での反転を確認(ロウソク足一本分)
↓
③順張方向でエントリー(押し目買い)
ポイントは「分割決済」です。
上記のように、「0%」のラインまで利益を引っ張れれば理想的ですが、大抵の方は、プロスペクト理論(損したくない心理)が働き、少ない利益で確定してしまうケースが多くあります。
そのため、上記のケースで私は、いったん「38.2%」で半分を利益確定し、もう半分はとことん伸ばす「分割決済」を心がけています。
【3章】水平線が”スマホ”で最も使いやすい業者→【DMM FX】
業者選びのポイントは、
- 横型チャートで水平線が表示できる
- 横型チャートで注文ができる
この2点です。
要は、スマホを横型にしてチャートが見れるかどうかですが、「横型チャート」に対応しているFX業者は意外と少ないのが現状です。。
「スマホを横型にして」水平線を引ければ、遡れる過去の値動きも多くなるので、外出中でも、パソコン並の相場分析が可能になります。
筆者はこれまで、さまざまなFX業者のツールを使ってきましたが、
スマートフォンの水平線トレードは、ダントツで「DMM FX」が使いやすいと思っています。
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筆者も利用中!【DMM FX】の水平線はここがスゴい
ポイント①→ボタンは不要!横に傾けるだけで、チャートが横型に
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スマホを横に傾けるだけで、チャートが横型になる業者は以外と少ないです。
②チャートからすぐに発注できる
発注モードのボタンを押せば、チャートからも発注できて便利です。
③横型の状態で水平線が引ける
DMM FXが1番優れている点はここです!
通常、ほとんどの業者は縦型のチャートでしか水平線を引けない中、これができると本当に便利です。
※最短手続きで本人認証が完結した場合の、申し込み完了から口座


